接地について思うこと
今日は接地について思うことを書きたいと思います。
2017年10月のドラマ「陸王」の「ミッドフット」、2017年12月の福岡国際マラソンで3位になった大迫傑選手の「フォアフット」、この頃から接地が一般のランナーにも注目され始めました。
学生駅伝やマラソンの解説でも接地について触れられる機会も増えた気がします。
書店にもミッドフットやフォアフットで走るための接地に関する本がたくさんあります。
正直、その人にとって効率の良いフォームで走れていれば「ヒールストライク」でも「ミッドフット」でも「フォアミッド」でも「フォアフット」でも何でもいいと思います。
僕自身は現在どこで接地しているかというと、アウトソールのすり減り具合から「フォアミッド」で接地していると思われます。
僕の接地は3年間で変わってきています。
・3年前 ヒールストライク
・1年半前 ミッドフット
・半年前〜現在 フォアミッド
「どこどこで接地しよう」と意識したことはありません。気付いたらこうなってました。
では何が変わったのかということです。
○ヒールストライク→ミッドフット
ここで変わったことは、
「ピッチ数」
です。この頃ランナー膝になっていて、膝に負担がかからないようにピッチ走法に寄せようとしていました。この時は極端なストライド走法でした。ピッチが170切ることが多かったと思います。
ピッチ走法に寄せるため、普段のジョグからどんなペースでもピッチが180以上になるよう意識しました。
その結果、接地が重心の真下近くになりミッドフットになったのだと推測しています。
○ミッドフット→フォアミッド
ここでの変化に大きな影響を与えたのは
「フォームドリル」
です。シンスプリント改善のために正しいフォームを身につけようと取り入れました。
結果としてスピードが出るようになり、接地が重心のほぼ真下になりました。この頃から接地がフォアミッドになりました。
ヒールストライクからフォアミッドへの変化で一貫して言えることは「記録の向上」「怪我をしない走り」を意識したということです。
この2つを意識した結果が今のフォアミッドの接地です。
おそらくですが、速く走ろうとすると最終的にはフォアフットに行き着くのではと考えています。
「フォアフットを身につけた結果、速く走れる」ではなく「速く走ろうと効率の良い走りを追求していった結果、フォアフットになる」んだと僕は思います。
今後も接地云々にとらわれずに
「速く、強く、そして怪我をしない走り」
を追求していきたいと思います。